そこぬり

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初めての一眼カメラにマイクロフォーサーズをオススメする6つの理由

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カメラデビューがしたい。
せっかくだから一眼にしたい…。でもいろいろなメーカーがあるからどれがいいかわからない。

そんな時には「マイクロフォーサーズ」規格の一眼レフをお勧めします。

マイクロフォーサーズシステムとは?

オリンパスとパナソニックにより策定された規格です。主にミラーレス一眼に採用されている企画です。

マイクロフォーサーズセンサーはAPS-Cよりも小さいのですが、その分カメラを小型軽量化することが可能になっています。

マイクロフォーサーズをお勧めする理由

1.メーカーのややこしさがない

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一眼レフはややこしいもので、メーカーごとにレンズマウントが異なっているのです。

Canonのフルサイズセンサー搭載機種はEFマウントを搭載、APS-Cの場合はEF-Sマウント、Canonはミラーレスの場合EF-Mマウントを搭載しています。

Nikonも一眼向けにFマウント、ミラーレス向けに1マウントを出しており、これも互換性はありません。

面倒なことに、同じ会社でもマウントが違うと互換性がないのです。
メーカーが変わればマウントも異なるので、初心者にはとんでもなくややこしい状況になっています。

しかし、マイクロフォーサーズならメーカーの垣根を越えることができたのです。
ニコン製カメラにキャノン製レンズを取り付けることはできません。

マイクロフォーサーズはパナソニックとオリンパスが策定したシステムなので、この2社が出すミラーレス一眼には互換性があります。

なのでマイクロフォーサーズならパナソニック製カメラにオリンパス製レンズを取り付けることができます。もちろんその逆も可能です。

一眼レフカメラはマウント規格が多様に存在していてややこしいのですが、マイクロフォーサーズ規格ならややこしくなく気軽にレンズを購入することが出来ます。。

2.レンズが豊富

マイクロフォーサーズはオリンパスとパナソニックが策定しているため、レンズの種類も豊富です。

パナソニックはLeicaブランドのレンズを

オリンパスはPROレンズを出しており、どちらも高い評価を得ています。


もちろん、安価なレンズ(撒き餌レンズ)の種類も豊富で初心者にもありがたいのです。


マイクロフォーサーズ規格にはこの二社以外にも様々なメーカーが参画しているので、多種多様なレンズが世に送り出されています。

マイクロフォーサーズ機はレンズの種類が豊富で多様な遊び方ができる魅力あふれた規格です。

3.レンズが安い

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フルサイズともなると望遠や明るいレンズが高価になりがちです。フルサイズで良いレンズを選ぶと30万円を超えることも多々あるので、一般ではなかなか手が届きにくいです。

マイクロフォーサーズなら望遠かつ明るいレンズでも比較的安価に手に入ります。
超望遠の「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」(35mm換算600mm相当)でも30万円を切っています。

価格.com最安値で26万円台です。(17年6/11データ)
レンズ内手ぶれ補正を搭載している高スペックなレンズです。

対してフルサイズ機で600mmの望遠はかなり高価。目玉が飛び出るぐらいの価格です。

価格.com最安値でも100万円を超えるという超高価格…。

マイクロフォーサーズのレンズはフルサイズと比較するとかなり手ごろです。

4.カメラ本体も安い

フルサイズのフラッグシップ機となると30万円超えは当たり前です。

CanonのEos 1DX MarkⅡは価格.com最安値でも54万円台。

SONYのα9は価格.com最安値で40万円台。

かなりの高値です。中古車が買える値段ですね。


マイクロフォーサーズのフラグシップ機はこれらに比べると安価です。

OM-D E-M1 Mark IIは価格.com最安値で15万円台。


LUMIX GH5は価格.com最安値で18万円台になっています。


どれもボディだけでこの価格ですが、マイクロフォーサーズがいかに安価なのかがわかります。
レンズを同時購入してもフルサイズのフラグシップ機ボディよりも安いほどです。

5.小さくて軽い

小さくて軽いです。本体もレンズも軽い。
GH5は(ボディのみ)約645g、E-M1 markⅡは(ボディのみ)約498g。

対するフルサイズ機は…。
D5(ボディのみ)1235g
5D markⅣ(ボディのみ)800g

となっておりかなりの重量。

マイクロフォーサーズ機はセンサーサイズも小さいのでおのずと小型化されています。そして軽量なので疲れにくく持ち運びもしやすいです。

6.動画に強い機種が多い

パナソニックはカメラの動画機能に力を入れており、4Kやスローモーション撮影が可能な奇襲を投入しています。
プロの現場でも使えるような機能を盛り込んでいます。
オリンパスも近年は動画に注力する姿勢を見せています。
EM-1 MarkⅡによる4K動画。


LUMIX GH5による4K動画。


小型軽量なので海外ではドローンに搭載して空撮を行う愛好家も多くなっています。

対するカメラ界をけん引するCanonとNikonはカメラの動画機能に関して後れを取っている印象があります。
フルサイズで動画にも強いカメラを出しているのSONYのみという状況。
CanonとNikonは4K撮影機能を搭載した一眼レフを登場させていますが、いまいち評判が芳しくないです。

しかし、今後は二巨頭が動画機能を強化する可能性は否めません。しかし、現在はマイクロフォーサーズ機のほうが動画機能には強いです。

まとめ

初心者にはマイクロフォーサーズがオススメです。
レンズが豊富で、本体も小型軽量。何より財布にも優しい。

画質も向上しているので、非常にバランスのとれた規格です。

と、いろいろとオススメしてきましたがお財布に余裕のある方は最初からフルサイズを購入するのも良いかもしれません。フルサイズでもミラーレスなら軽量ですしね。

どんなにいい機種を持っていても撮る人の腕次第でスマホに負けてしまうこともありますが、やはりしっかりとしたカメラを持っているか否かでは心持も変わってきます。

是非ともカメラデビューしてください。きっと人生の色どりが変わりますよ。