そこぬり

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初めてカメラを買うならミラーレス一眼がオススメ!

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近頃はスマホでも多彩な写真が撮影できるようになってきました。しかし、本格的な写真を撮るにはまだまだカメラが強い状況。
日本は世界に名だたるカメラメーカーが存在しているのでどれを買えばいいのかわからないと思います。

そんな初心者にオススメしたいのがミラーレス一眼です。

 

ミラーレスと一眼レフの違い

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一眼レフとミラーレスってどう違うの?いっしょじゃない?と思う人も多いはず。

一眼レフはレンズと撮像素子(いわゆるセンサー)の間に鏡を置いて、光学ファインダーでイメージを確認するカメラを言います。

ミラーレスは上記の鏡を無くし、電子ビューファインダーや液晶モニタでイメージを確認するカメラです。

鏡がないので文字通りの意味でミラーレスというわけです。

小型軽量なミラーレス

ミラーレスは鏡がないので小型軽量になっている点が最大の魅力です。

往来の一眼レフなら本体だけでもかなりの重量になります。
CanonのEOS 5D MarkⅣ(フルサイズセンサー機)は本体だけで800g、EOS 7D Mark II(APS-Cセンサー機)は本体だけで820g、NikonのD810(フルサイズ)は本体だけで880g…。

かなりの重量ですよね。これにレンズをつけると1000gを軽く超えてしまいます。これで被写体を狙うのは結構疲れるんですよね…。

CanonのフラグシップであるEOS 1D MarkⅡは本体だけで1340gというヘビー級戦士。Nikonのフラグシップ、D5も本体のみで1240g、ヘビー級です…。とっても疲れます…。パンチが効いてます…。

対してミラーレスはSony製のフルサイズ機α7R IIは本体だけで582g、マイクロフォーサーズ機のOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIは本体のみ498gとフルサイズ機でも一眼レフより200g以上軽くなっているのです。

動画に強い

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近年のミラーレスは写真だけではなく動画にも強くなっています。カメラの動画機能においてはCanonとNikonの二大巨頭は後れを取っている印象がありますね。

Sonyは4K撮影とLog(写真でいうところのRaw的な機能)を備えたミラーレス機を登場させています。

世界初のミラーレス一眼を送り出したPanasonicも4KとLog機能を搭載したミラーレス機を発売しています。

腕さえあればミラーレス一つでプロ並みの動画を撮影できるのですよ。

ミラーレスなら軽量なので流行(?)のステディカムにも搭載しやすいです。

でもコンデジかスマホでいいじゃん?

スマホかコンデジでいいじゃん、と思う人もいるでしょうが、やはり一眼はレンズが交換でき多彩な写真が撮影できるというアドバンテージがあります。
広角から超望遠、魚眼までもが撮影でき、スマホに比べてノイズの少ない写真が撮影できます。

しかしながら、レンズの数では長年世界の頂点に君臨してきたCanonのEFマウント、NikonのFマウントには敵いません。これらのマウントはサードパーティー製のレンズが多数発売されています。

ミラーレスでフルサイズ機を送り出しているSony Eマウントはレンズ数はEFマウントなどに比べるとはるかに劣ります。
しかしながら、それでもEマウント機は高い評価を得て着実に販売数を伸ばしています。

PanasonicとOLYMPUSが策定したマイクロフォーサーズは一眼には珍しい数社の共通マウントになっています。
Panasonicのミラーレスブランド「LUMIX」でOLYMPUSのレンズが使えたり、その逆も可能になっています。
マイクロフォーサーズはレンズの数はミラーレスの中でも豊富だといえます。

こういったレンズがほしいのに無い!という場合でもマウントアダプターを使用すればEマウントでFマウントレンズが使用できたりもします。

レンズがなくても、マウントアダプターを介して他マウントレンズが使用できる時代です。ミラーレスの可能性は無限大に広がっているのです。

オススメはマイクロフォーサーズ機

初心者ならマイクロフォーサーズ機をオススメします。

センサーサイズはAPS-Cよりも小さいのですが、夜景も低ノイズで撮影でき、レンズも豊富。
何よりPanasonic、OLYMPUS共に動画に強いのが魅力。
マイクロフォーサーズ機は非常に優れたバランスを持っています。
初心者はここから始めてみるのもいいかと思いますよ。

マイクロフォーサーズからAPS-Cやフルサイズにステップアップしていくのも楽しいかもしれません。

資金に余裕があるなら最初からフルサイズを買うのが一番だったりしますけどね…。

小型軽量、色々な機材にも搭載できるミラーレスの世界に飛び込んでみましょう!