そこぬり

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LOGAN(ローガン)に備えよ!ウルヴァリンの歴史をおさらい!

 
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6月1日、ついに歴史が終わります。
金属の爪をもつウルヴァリン最終作が公開となるのです。

最後を前にウルヴァリンの歴史を振り返ってみます。

 

 

ウルヴァリンとは何者?

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コミックでの初登場はなんと「ハルク」のコミックなんです。
X-MEN、X-FORCEなどのチームに所属するヒーロー。手の甲から出し入れできる金属の爪が特徴です。

父親が殺害され、その怒りでミュータント能力に覚醒。記憶喪失時に「ローガン」と名乗り、採鉱植民地の過酷な環境下で生活し屈強な青年へと成長、仲間から「ウルヴァリン」と呼ばれるようになりました。このときの爪は普通の骨でした。

その後は世界大戦に参戦。これは実写でも描かれていましたね。
彼は日本を訪れており、原爆投下に巻き込まれています。

金属の爪になったのはウェポンX計画においてです。
アダマンチウムという金属で強靭な骨格と金属の爪を得るに至りました。実験の影響で不死身に近い再生能力も得ています。

その後はX-MENへの加入や日本人女性との結婚などあり、マーベルコミックの代表キャラへと成長。コミックでは様々なクロスオーバーに登場しています。

実写版ウルヴァリンの歴史

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(出典:http://www.gizmodo.co.uk/2017/03/confused-by-the-x-men-chronology-here-is-wolverines-timeline-explained/


実写ではヒュー・ジャックマンががウルヴァリンを演じています。
原作のウルヴァリンは身長が160cmほどしかなく、ヒューは190cm近い長身のため、実写化の際はアメリカでも論争が起きたようです。

しかし、ヒューの好演により「ウルヴァリンはヒューしかいない」といわれるようになり、彼の代表キャラとなりました。

実写映画の公開順は以下のとおりです。

・X-メン(2000年)
・X-MEN2(2003年)
・X-MEN:ファイナルディシジョン(2006年)
・ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年)
・X-MEN:ファーストジェネレーション(2011年)
・ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)
・X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)
・X-MEN:アポカリプス(2016年)
・ローガン(2017年)


物語の時系列別の順番は以下です。

・ウルヴァリン:X-MEN ZERO
・X-MEN:ファーストジェネレーション
・X-MEN:アポカリプス
・X-MEN3部作
・ウルヴァリン:SAMURAI
・X-MEN:フューチャー&パスト
・ローガン


ファーストジェネレーションとアポカリプスにはウルヴァリンがほぼ絡んできません。アポカリプスはジーンとの出会いが描かれX-MEN1作目に繋がる要素があるぐらいです。一瞬出てきて終わりなので、ウルヴァリンの物語を追いかけたい場合は見なくても大丈夫です。

ただフューチャー&パストで歴史改変が行われているため、物語の時系列は複雑になっていますが、基本的には時系列順で見れば大丈夫なはずです。

ウルヴァリンにまつわる物語のあらすじ

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ウルヴァリン:X-MEN ZERO

ウルヴァリンの幼少期からアダマンチウムが投与される過程が描かれ、ウルヴァリンの過去、いわゆるオリジンが判明する作品です。ウルヴァリンを追いかけるためには欠かせない一作。

なおこの作品に登場する『ウェポンXI』ことデッドプールも登場していますが、原作とは姿形が全く違うため、2016年に公開された『デッドプール』では本作がネタにされているほどです。

X-MEN3部作

ウルヴァリン、サイクロップス、ストームなどが所属するヒーローチーム『X-MEN』の実写映像作品。
ウルヴァリンのみならず実写X-MEN関連を追いかけるならこの3部作を見る必要があります。

ウルヴァリン:SAMURAI

ヘンテコ日本を舞台にウルヴァリンが大活躍。
第二次大戦中の長崎で原爆投下に巻き込まれたウルヴァリン。物語はここから始まります。
新幹線の屋根でやくざと戦ったり、忍者が出てきたりと目が離せない。
シルバーサムライも登場。

余談ですが原作でシルバーサムライは『ビッグヒーローシックス』なる日本のヒーローチームに所属。アニメ映画化された『ベイマックス』に登場するベイマックス、ヒロ、ゴーゴータマゴ、ハニーレモンもこのチームに所属しています。

X-MEN:フューチャー&パスト

凶悪ロボット『センチネル』がミュータント狩りを行う未来。ミュータントたちは起死回生の策として過去の改変を決意。ウルヴァリンの精神を過去へ送り、センチネル開発を阻止しようと試みる…。

本作はファーストジェネレーション及びファイナルディシジョン両方の続編になっている非常にややこしい作品です。
過去改変のおかげで3部作の出来事がなかったことになるなど、実写X-MENの歴史を大幅に書き換える結果に。

ローガン

日本では6月1日公開。
ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを演じる最後の作品になります。
プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートも本作で引退となり、歴史が壮絶に終わろうとしています。

すでに公開されている海外では傑作という評価が出ており、最後にふさわしい仕上がりになっているようです。

Logan (2017) - Rotten Tomatoes

まとめ

ファーストジェネレーションとアポカリプスはウルヴァリンがほぼ絡みません。というかカメオ出演程度です。しかし、ファーストジェネレーションはフューチャー&パストを見るうえでは必須。すっごいややこしいです…。ややこしすぎる。

ウルヴァリンの物語を追いかけるなら3部作と単体作品を見ておけばほぼ大丈夫です。

ついに終わるのです。ウルヴァリンがついに終わります。最期を見届けましょう。

(アイキャッチ出典:http://www.empireonline.com/movies/features/logan-trailer-breakdown-james-mangold-talks-us-first-teaser/